本法人は正式名称を「一般社団法人診断群分類研究支援機構」、英文名称を「DPC Research Institute」、略称を「DPC研究支援機構」とします。
我が国で診断群分類Diagnosis Procedure Combination(DPC)が開発され、急性期入院医療の包括評価に用いられるようになってから8年以上が経過し、DPCは広く認知されるようになっています。さらに、DPCを用いた医療経営分析、診療の質の分析、地域医療分析等の手法が開発され、DPC医療情報データを活用する可能性が広まっています。
DPC医療情報データは、データ規模が大きく、たびたび改訂される特殊なコード体系を持つため、その取り扱いには、専門的な知識と技術の蓄積が必要であり、継続的にDPCデータの取り扱いを支援する組織が求められています。
そこで、診断群分類に関する医療情報の健全な利用を促進し、関連する研究等の活動について安全・円滑な実施を支援することを目的として、「一般社団法人診断群分類研究支援機構」を設立しました。
本法人は、データ収集、分析用データベース作成支援、分析用データベース提供、データ分析に関する支援、データ提供施設に対する支援などの業務を行い、診断群分類に関する医療情報の利用の促進を図っていきます。